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デカール完全ガイド
― マークシール・水転写・ドライ転写の貼り方 ―

仕上げ・トラブル解決
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ガンプラの仕上げで一気にリアル感が出るのがデカール。注意マーキングや機体ナンバー、コーションマークが入るだけで、市販キットが一気に「設定資料のリアル機」に化けます。この記事では、デカールの3種類の違いと、初心者がつまずきがちな水転写デカールの貼り方・段差消し・トップコートとの順番まで、まとめて解説します。

デカール3種類の違い

種類特徴難易度こんな人に
マークシール
(キット付属)
シールタイプ。貼って終わり。厚みあり◎ 最も簡単初心者・素組み派・とりあえず
水転写デカール水につけて滑らせて貼る。薄くリアル○ 慣れれば問題なし仕上がり重視・本気派
ドライ転写デカールこすって転写。最も薄く塗装に見える△ 失敗修正が難しい上級者・コンテスト派

水転写デカールの貼り方(基本手順)

水転写デカールは、ぬるま湯に浸して台紙からスライドさせるタイプ。慣れれば塗装より圧倒的に楽に「機体表現」を盛り込めます。

水転写デカール ステップ別の流れ ① 切り出し 使う1枚だけハサミで ② 水に浸す 10〜30秒(薄め推奨) ③ スライド 台紙からパーツへ移す ④ 押さえる 綿棒で水分と気泡を抜く

用意するもの

手順

  1. デカールから使う1枚だけを四角く切り出す。余白は残しすぎず、ギリギリで。
  2. ぬるま湯に10〜30秒浸す。長く浸けすぎると糊が流れて密着しなくなるので注意。
  3. 水から出してパーツに当て、台紙を指で軽く押さえながらデカールだけスライドさせる。
  4. 位置を決めたら綿棒で軽く押さえて水分と気泡を抜く。
  5. 曲面・凹凸にはマークソフターを上から塗り、デカールを柔らかくして馴染ませる。
  6. 完全乾燥(数時間〜半日)後、トップコートで全体を保護。
水転写を貼る面は「光沢/半光沢」がベスト。つや消し面に貼ると密着不足で「シルバリング(白いモヤ)」が出やすい。先に光沢トップコートを吹いておくのが定番テクです。詳しくは トップコートガイド を参照。

マークセッター & マークソフターの使い分け

水転写の必須アイテム。それぞれ役割が違うので覚えておきましょう。

役割使い所
マークセッター粘着力を強化+柔軟化平面〜緩い曲面。貼る前にパーツに塗っておく
マークソフター柔軟化が強力(溶かす寄り)強い曲面・凹凸・モールド。貼った後に上から塗る
マークソフターは強力なので、塗ったら触らずに待つのが鉄則。塗ってすぐ綿棒でこするとデカールが破れます。塗布後10秒くらい放置→押さえる順序で。

デカールの「段差」を消すコツ

デカールには必ず「フィルム部分」(透明な縁)があり、貼った後に光に当てると段差・縁取りが見えます。これを消すのが上級者の仕上げです。

クリアー重ね塗りで段差を埋める

  1. デカール貼付・完全乾燥後、光沢クリアーを薄く吹く。
  2. 乾燥後、デカールエッジ周辺だけ#2000〜#4000神ヤスで軽く平らに。
  3. 再度光沢クリアーを吹き、段差を埋める。1〜2回繰り返す。
  4. 最終的につや消しトップコートで全体を統一。

細かい番手の使い分けは 神ヤス番手別ガイド へ。

仕上げの順番(再確認)

  1. 基本塗装(ラッカー)
  2. 光沢トップコートでツルツルにする
  3. デカール貼付(マークセッター・ソフター使用)
  4. スミ入れ(光沢/半光沢状態で → スミ入れ完全ガイド
  5. 必要なら段差消し用クリアー重ね塗り
  6. 最終つや消しトップコートで質感統一

市販汎用デカールも活用しよう

キット付属だけでは情報量が物足りないときは、ハイキューパーツやモデルカステンの汎用デカールがおすすめ。コーション、注意マーキング、ナンバー類など、好きなように追加できます。

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まとめ

よくある質問(FAQ)

Q. デカールはどの種類を選べばいい?

手軽さならマークシール、リアルさなら水転写、薄さと密着ならドライ転写。最初は付属マークシールから始めるのが王道です。

Q. 水転写デカールが浮く・剥がれる原因は?

曲面密着不足が主因。マークセッター/ソフター+ドライヤーで馴染ませ、最後にトップコートで保護するのが鉄板です。

Q. デカールの段差を消すには?

光沢クリアーを薄く何度も重ねてエッジを埋め、最後につや消しで仕上げる方法が定番です。

Q. トップコートの順番は?

塗装→光沢コート→デカール→スミ入れ→つや消しの順番が基本です。

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